【ゆとり】誰のせい?ゆとり世代というだけでナメられる、バカにされる

ずいぶん前、テレビにマナー講師の平林という女性が出演していたのですが、ゆとり世代をひとくくりにして、全否定していました。
見ていて非常に気分の悪い内容でオバさんが若い世代を一括り(ひとくくり)にしてダメ出しってナメてんのかって思いました
平林都「ゆとり世代はすぐ仕事をやめる」
— あや@in率低下 (@aya_trnks) 2014年9月1日
A「僕就職して2か月目です」
平林「3か月でやめるわね」
A「やめません」
平林「じゃあ3年でやめるわよ」
B「僕もうすぐ仕事やめるんです」
平林「なんで?好きだから就職したんでしょ?どうせ次就職してもまたやめるわよ。」
この破綻具合
なぜこの人はここまで、ゆとり世代を目の敵にするのかわかりませんが、私は接客業をしており、接客セミナーも受けたことがありますが接客指導者のスパルタにはうんざりです。
そもそも、どの世代も若い時には
- 今の若いもんは遊んでばかりでダメだ
- 礼儀ができていない、あいさつもできない
なんていわれていたはずです
そもそも、古代エジプト人でさえ「今の若いものは・・・」と言ったとかいわなかったとか、当たり前ですがどの世代も若者は未熟に思えるのでしょうね。
そもそもなんでゆとり世代をバカにする人が一定数いますがなんででしょうね?
1.ゆとり世代教育をつくったのはすでに大人だった世代
そもそも、ゆとり教育をバカにするのは、ゆとり教育というものを作った世代を含む60才を超える老人です。
バカにするなら始めから、「ゆとり教育なんてするなよ」って思うのが当たり前でしょうね。
大人が勝手に決めたのにゆとり世代とか言うんじゃねぇって就活中に思いました
— 滝山スプラッシュマウンテン (@takiyama_splash) 2018年5月26日
2.学習したかどうかは人による
学習したかどうかは個人差があり、ひとくくりにして「ゆとり世代」というのは間違ってますし
1970年代1980年代のヤンキーブームや不良が流行った時代と比較してもゆとり世代の方が優秀とはいわないですが、ちゃんとしていると思います
しかも、パソコン、スマホの普及などで辞書を引くようにネットで調べる、いわゆるググることが当たり前の世代ですから文字を読む機会も多いです
1960年から1970年代には百科事典を購入する必要があった知識が簡単に手に入れられ、しかも最新のものです、しかも15万円以上の価格するものもあり百科事典を買う事のできない家庭もたくさんありました(我が家にもありませんでした)
首都圏や地方、家庭環境による知識格差も昔よりは少なく新語も含めて現代世代の語彙力は圧倒的にゆとり世代の方があるのではないでしょうか、もちろんその下の世代もですが。
人口は減っており、大学全入時代なので、昔は高校までしか行けない学力でも大学に入れます、大学で勉強するか、したかは別にして少々の大学教育は受けることができるわけですからバカにする理由はありません。(金のムダかもしれませんが)
3.ゆとり世代の特徴と言われているもの
- 指示待ち
- 打たれ弱い
- プライベート優先
- 目標がない
なんだか、私の世代でも同じこと言われてましたけど、どの世代でも若い時は大なり小なりこのような特徴があるのではないでしょうか。
会社で仕事をするにつれて
- 指示するようになり
- 打つ方になり
- プライベートは楽しむことを忘れ
- 会社での出世などを目標もしくは、目標なし
と会社を辞めずに10年働けばこのようになるでしょう。
4.バカにするやつがバカ
そもそもレッテルを貼って、ゆとり世代ひとくくりにして、バカにする人はいわゆる差別主義者と同じ思考をしているのではないでしょうか。
- 女だからダメなんだ
- 男だからダメ
- 田舎もんだから
- 高卒だから
もう聞くに堪えません。
「ゆとり」って馬鹿にする人は「朝鮮人」って馬鹿にする人と同じだよな。ゆとり世代だってその世代になることを選んで生まれてきたわけじゃない。 だから正しく「バーカ!」と罵ってやればいいのだ。
— cocoon (@cocoonP) 2013年5月12日
5.まとめ
私はゆとり世代ではないですが、若い時は「今の若いもんはなー」とか「若いからわからんだろーなw」などと言われて、くやしい思いをしたことが何度もあります。
ですので、ゆとり世代をひとくくりでバカにする接遇のプロという人がテレビにでているのを見るとムカッときます。
悔しいでしょうが、もう無視しとくしかないんでしょうけどね。