【上司】ダメ上司はなぜパワハラをするのか?いじめ、見下される、ナメられてつらい
上司は当然ながら、社内で職責が上でもちろん、権限を持ち、あなたを指導する立場ですよね。
まっとうな上司であれば、部下を見下してナメているなんていうことはしないですし、もし「こいつ、ダメなやつだなー」思ってもそんなことは部下に感じさせず指導するものですが
上司がまだ経験も浅く能力不足の場合は部下にイヤな思いをさせたり、アメとムチを使って指導しているつもりがムチを打つばかりなんてことも。
そんな上司のパワハラはどうして起きるのでしょうか
目次
1.上司はなぜパワハラするのか?
あの人には飴、あなたにはムチばかりで、アメとムチを使えている、使っていると勘違いしている上司もいるかもしれません。
パワハラは職場での優位性を使って嫌がらせするわけですが、職場で大人数で行えばパワハラというより、イジメですね。
意外と上司は指導と称して無自覚にパワハラを行っています、あなたを厳しく指導しているだけだというわけです。
上司のストレス解消の相手
「会社のために部下を指導しなければならない」という正当な理由から正義感をもって厳しく、上司は部下を指導しているつもりです。
これは大げさに言えば、一部の宗教や共産主義者が自分たちの主張が正しいと考えている為「なぜこの素晴らしい教えを理解しないんだ、邪魔するんだ」と怒りを感じて、人々を粛正(しゅくせい)したことと同じ精神構造です。
作家の司馬遼太郎は「人間は 自分は絶対に正しいと思い込んだ時に 最も残酷な事をする」といいましたが、
上司は会社にとって正しいと思っていたり、部下の成長にとって正しい指導だと思っていると、それを正義だと信じているので、どんなにひどいことでも平気で言ったり、実行します。
あなたが上司の指導で
- 成長している
- あなたが指導に感謝している
などと勘違いされると状況は悪化、そして上司本人の自覚があろうがなかろうが上司はその状況を利用して気持ちよくストレスも解消できますのでエスカレートするだけです
上司が部下を否定をするのは
— 毒のシンパシー (@grumble_empathy) 2018年4月27日
90%やつあたり。
別のところで感じたストレスを
部下にやつあたりすることで、
解消しようとしているだけ。
仕事のデキる男だと認めさせるため
上司は自分の担当部署の業績が悪い場合は、「何が原因を探しだし、それをあなたのせいにして、責任を逃れる」などという場合もあったりします。
また、自分が仕事しているアピールする為に「あなたに、指導している」などという状況を作って叱責したり、あなたより上司本人が圧倒的に仕事がデキるというアピール
仕事ができない上司が、仕事をしてるように見せる最も効率がいい方法は、部下に仕事をさせて、その内容を纏めて吸い上げて、さらに上の上司に報告するってこと
— 生き残れ!助教さん(モブキャラ) (@otukeh_tm) 2018年2月22日
これが俗に言う手柄の横取りってやつですなハハハ
そして自己承認の欲求を満たしている場合もあります、もうほぼパワハラです。
こうゆう上司の部下になった場合は、もしあなたが仕事の良くできる部下であっても仕事がデキない部下に仕立てられる可能性があります
もう、その被害者に自分がならないようにするだけしかありませんが、もしこのような職場にいると、たまたま自分がパワハラ対象になっていないだけで、状況が変わればいつパワハラの対象になるかもわかりませんでので危険です。
逆マネ:優秀な部下は昇進できない。仮に昇進した場合、相対的に上司の立場が危うくなってしまうためだ。これを防ぐためには、自分が上司に協力的であることをPRしつつ、うまく上司を逆マネジメントする必要がある。
— 逆マネ仕事術 (@rev_management) 2018年4月29日
本当に仕事が出来る上司なら他の人を蔑まずに、優しく丁寧に指導するはず。だからその人は自分より下を見つけて、優位に立ちたいだけの仕事ができない奴
— かるぴす所長 (@karupisu2005) 2018年4月27日
反論しない部下と状況を探している
まず反論してこないような部下をターゲットにし、「こいつは、ここまで言っても反論できないだろうな」と基準を作られたらその基準まではムリを言ってくるようになります。
そうゆう意味でもナメられてはいけません、必ず小さな事柄の時に反論してターゲットにされないようにしましょう。
職場の中でも学校の中でも、イジメ加害者ってまさにそう。ターゲットを捕まえたら、もう離さない。
— 万代太郎 (@TSimotuki13) 2018年4月22日
営業会議とかで上司が、達成不可能な目標、例えば「今月は前年比120%やります」などと言わせて、その会議の雰囲気でムリヤリ言わせて、翌月の会議で、「やるって言っただろ、やる気あんのか?」とか「言い訳すんな!」というような流れです。
もう誰も反論できない状況をつくるブラック営業会議の典型です。
欲しい答えがでるまで圧迫尋問するとかブラックの営業会議まんまで草も生えん。
— river_side (@river_side) 2018年3月27日
この実現不可能な目標設定をさせて粉飾、虚偽報告をさせる方法は「東芝のチャレンジ」として有名になりましたよね、神戸製鋼では同じ手法を「メイキング」とよんでいました
2.上司はなぜあなたにパワハラするのか?
仕事ができないと思われている
あなた本人が自分は仕事ができないと自覚している場合は会社で見下されても仕方ないです、なんとか努力して見返すしかありません。
しかしあなたがまだ新人、まだ仕事を覚えるのに十分な機関がないとしたらそれは上司の指導不足、忍耐不足でしょう。
誰だって最初は新人なんですからね、上司であれば仕事ができるように指導を繰り返すでしょうから、がんばって見返してあげましょう。
社内に味方少なく敵が多い
一匹オオカミで必要以上に社内に敵が多いとあなたを避ける人が出てきたり、大人数を盾にあなたとあなたの意見を軽くみるようになります
民主主義的な企業では能力が高い一人の正しい奇抜な意見より間違った大勢の意見主張のほうが正しいとされるからです
みんなと違う意見は従来の仕事を壊して仕事を増やす可能性もあります。
自分の意見を押し通したスティーブ・ジョブズは後に戻ってきましたが、自分の創業したアップルを追い出されることになったほどです、一般社員ならなおさらその危険があります。
特にイノベーティブなことや新規の部門や事業の担当だと社長の強力なバックアップが無い限りパワープレイ(強引な力技)が必要ですので一般社員では敵を作ることの方が多いです
社内に対して責任を取りたくない男気のない社長だと逆に責任を押し付け敵に回る場合もありますので覚悟がしたほうがよいです。
3.まとめ
上司が良い上司、尊敬できる上司であるかどうかは、選べませんからほとんどが運です。
会社によっては人事制度や社風が整っており人間性や能力の低い人間が出世することができないかもしれません、しかしそんな会社は珍しいと思います。
そのぐらい人事評価というのは正当に行うのは難しいと思います。
簡単ではありませんが、もめなくない、ブラック労働したくないなら転職するしかないですし
ダメ上司が突然良い上司に変わることは期待できませんので自己防衛しかありませね。